Meeting Report


                 I n d e x

 日時            内容  ・  場所     


2018,12,12      小出裕章さんの「原発・放射能の実態と実像」 を聴講しました。new


2018,12,5       「部活動の現在と教職員の働き方」
                 内田良さん(名古屋大学准教授)×大内裕和(中京大学教授)
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2018 11,24      「福島産を食べないのは本当に差別ですか?〜自然放射能と人工放射能〜」に参加しました。


2018,11,19  「親子で読む 東京オリンピック ただしアンチ」が出版されました。new


2018,11,14        「ショックドクトリンとリニモと高蔵高校野球部体罰事件」new


2018,11,13     「小林よしのりが、東京オリンピックを批判しております」new


2018、11,10     「マイケル・ムーア 華氏119」 を見に行きました。new


2018、10、29     「読書会の本選定について」new


2002、12、15     「 いまどきの子どもと学校生活指導の有効性と限界」
                日進スポーツセンター

2002,11,30     「第1回愛知教育労働条件研究会
                名古屋女性会館



Meeting Report

2002、12、15     「 いまどきの子どもと学校生活指導の有効性と限界」
                日進スポーツセンター


 岡崎研究員が主催する「日進市のゆかいな学校講座」 第7回のゲストとして招かれた。上記のテーマの下に中学教員の立場から、生活指導の話をかなり突っ込んで論じた。その内容の要点は
・時期的にいって3年生は進路三者面談直後ゆえこの決定システムについて現場の立場から話す。
・これらの状況から生徒にかなりのプレッシャーがかかるわけだが、近頃、生徒はかなり精神的に打たれ弱くなり、不登校や心身症、の発生が増えてきている実態を報告した。
・同様に教師サイドも精神的に疲弊しておりかなりの数の鬱病教師が増えていることを伝え、親・子ども・教師の3者がそれぞれかなり厳しい状況であることを述べた。
・リアクションとしては、学校でのカウンセラーの有効性について意見が出た。また、親も学校のやりきれないところを補完する提案もなされたが、現実性には乏しいものであった。
・参加者は少数であったが、何らかの形で社会参加を積極的におこなっている意識の高い親たちであったため、かなり理性的な対話となった。会終了後3年生の受験生を持つ親と話す機会があって、子どもの選択した高校はよかったかどうか意見を交わした。久しぶりの会であったが、刺激の多い充実したものとなった。

岡崎研究員は
(1)「友だちの家訪問」の怪?:おやつからあとかたづけ
(2)お誕生日会のトラブルから見える子育て
(3)学校への「抗議」から見える、妥当性と非合理性
(4)地域で育てる無理、と希望
などがレクチャーされた。小学生の子を持つ親が一番気になる内容であり、教師サイドから見た親の子どもの躾や姿勢と言うものが相対化されていて意義深いものとなっていた。なおこの会の終了後、近くで岡崎研究員よりオムライス中華風を奢ってもらったが、実にうまかったことをここに感謝を込めて報告しておきたい。

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2018年10,29  「読書会の本選定について」

ジョルジュ・カンギレムの『正常と病理』という本ですが、大変面白そうですが、とてつもなく難解でもありそうですね。

ネットの書評を見ると(例えばニコラス・ローズの「生そのものの政治学」の評価は独りだけでしかも星1つ!!なんですけどね)だから、ネット上の書評そのものが、食べログなみに怪しいが・・・

 カンギレムのこの本というかこの本の翻訳に関しては、「誤訳」そのものが、話題にもなっているようですね。まあ、独りだけですが。

例えばフランス語の本文と訳者の翻訳文と誤訳を指摘する人の翻訳文が3様に並列されており、「~を混同している」というような内容です。

 僕の読解力では、この記事になっているところのフランス語は論外としても、翻訳や改正翻訳のどちらも、まったく理解できません。

フーコーがネタにした本とは、・・たとえ、ジョルジュ・カンギレムがフーコーと同時代であったとしても

あ~「フーコー様」のネタ本を読むって、かなり、難易度の高いものなのですね。(笑)

カンギレムの入門書って、ないのでしょうか。あるいは、教科書ガイド(笑)みたいなものって、ありますか?

その辺からもしくはそれと平行して、『正常と病理』が読破できるとよいですね。

 ニコラス・ローズの「生そのものの政治学」の本が実に、わかりやすくけっこうすらすらいったので(セロトニン系薬剤のところなんか、も~、自分の経験と重なっちゃうし)

頭がより、楽な方に適応しちゃっています。反オリンピック本作成においても、大変役に立ちました。

 ところで、僕はのめりこむと、収集癖がついてしまうので、(例、また鉄道模型の収集が再開し、妻がものすごく不機嫌です。「ふん、無職の癖に・・年金さえもらっていないくせに・・樽見鉄道ハイモ2953151両が4973円だとぉ~」・・「わぁ~原稿料でかえしますぅ~」)などという状態でして。

 それで、ニコラス・ローズの「魂を統治する  私的な自己の形成」という「生そのものの政治学」の前に書かれたらしい本を購入しようと思いますが、皆さんは持っていますか?しかし、5184円は高い!

帯に「20世紀の心理学的諸科学に代表される「ヒューマン・テクノロジー」は、戦時下の軍隊と市民、工場や職場の労働者、子どもの発達と家族関係、心理療法の流行を通じ、統治可能な「心=魂」を持つ主体を形成してきた。「心的なもの」の科学がいかに主体形成を促し、その統治に寄与してきたかを暴く、統治と心理をめぐる現代社会の分析。」と書かれています。宮台真司氏、推薦!ともあります。

 もしも、読んでいないのなら、これをやってみてもよいような気がします。訳がよいかどうかもわかりませんが。

 あと、「統治性ーフーコーをめぐる批判的な出会い」ウィリアム・ウォルターズもフーコー論の発展的継承として研究者の必読本のようです。(アマゾンが人工知能で教えてくれて、どうですか?と提案してくれました。・・) この2つの著書については、すでに、木曜会で紹介されたかもしれませんが、ご検討ください。


「魂を統治する」も「統治性」もアマゾンで注文しました。

「統治性」でいきましょうか。まだ他にあればご提案ください。

 ところで、「BC1177」  Cline,Eric H.,クライン,エリック・Hなる人の本も購入してしまった。

昨日、夜930ごろ、ぶた軟骨の煮込みを作ろうとしたところ、みりんが足りず近くのドラックストアー「ゆたか」に購入にいったのだ。

最近のドラックストアーは何でもある。ところで、この店の真向かいには「らくだ」書店があり、帰り際に寄ったのだが、そこで、立ち読みしているうちに、この本に出会ってしまった。

要するに、地中海近辺の古代文明がBC1177年ごろ、一気にいくつも衰退してしまった。なぜか?という本です。

近年の科学的考古学や新しい発見を駆使して、解明しているのだが、この地域が、現在も紛争の耐えない、中東とヨーロッパ周縁の地区であり、紀元前においてもやっぱり、似たような紛争が続発していた、というものだ。

その原因は、天変地異や旱魃、地震などショックドクトリンに出てくるような現象と、貿易のグリーバル化、移民などが幾つも重なり合って、古代文明が一気に衰退したという内容です。

それで、アマゾンで中古があるのを期待しつつ、帰宅後、「ぽち」したところ、中古がありまして、妻に内緒で「ぽち」しました。

アマゾンは怖い!ひょっとするとまた、アマゾン人工知能で「土井さんにはこんな本もありますよ」と提案され、「ぽち」しそうです。

アマゾンドーピング?中毒か。

しかも、今現在956分 アマゾン午前到着便を待つため、妻のひざ筋肉疲労の治療で、接骨院へ行く途中でのパンクをしたという、連絡に一応、現場に駆けつけたが

「ジャフを呼ぶ」、待ち時間1時間ということで、用のなくなった僕は、ウンコしたくなったといって、妻を置いて帰宅してしまった。

実は、アマゾン午前便を受け取りたかったのですが。

アマゾンは生活態度おも変えてしまう。

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2018,11,10 マイケルムーアの「華氏119」を見に行きました


 この映画、実は民営化された水道事業の惨状が報告されていた。いわゆる、新自由主義の功罪である。儲ける水道事業ということで、自治体が運営していたものを民間に移行したところ、利益第一優先になって、水脈に工場の有毒廃棄物が混入されたままで、家庭に送水されたのだ。その結果、多くの住民にとりわけ、子どもたちに様々な公害病が発症した。その地区の自治体や州知事などが、対策に動くべきところが、知事も水道企業からの多額の政治資金が受けていたところから、おざなりの水質検査により発病との因果関係はないとの結論をひねり出し、水道企業を擁護して対策をとらなかった。
 議員たちもすべて、政治資金という金で買収されており、選挙を行っても、同じ議員が再選され、水道企業の手下になり続けていた。そこで、ある大学の学生(女性)が議員になるべく立候補したところ、企業サイドの対立議員はさっさと立候補を断念したのだ。彼らにはまったく勝ち目がない。すなわち投票権を持つ住民は水道企業に賠償をさせる意思を強く持っていたということだ。しかし、知事はその地位を保全し続け、賠償の話は膠着状態となってしまった。
 今の日本ならば、与党に代わる政党や政治家がいないので、自民党はやり放題である。水道事業も民営化に突き進む。フランスから追い出された、水道事業者が今度は日本のマーケットを狙っている。国がコントロールすると言っているが、まず無理であろう。
 なぜ日本は世界のまずい政策を少し遅れてやり続けるのか。アメリカの意向がそうさせているのだろう。グローバルな国際環境の中で日本は外資系ファンドのカモになっている。フクシマを見捨てる政府なのだ。国民のことなど、なんとも思っていない。公園の水は、飲めなくなるだろう。そもそも、公園に水道管など消滅する。トイレもなくなるだろう。水の文化それは世界に誇れる日本の文化なのだ。しかし、その水が小汚いマネーに変わり、毒水、汚染水などに変容していく。誰も止められない。

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2018、11、13 小林よしのりが、東京オリンピックを批判しとります。

 小林よしのりが、FLSHで東京オリンピック批判しとります。もう、見ましたか?

漫画でありながらかなり、本質を突いての批判です。

 FLSHのこの記事、前頁が、「桃尻の秋」なるエロ写真だし、後のページは

秘蔵カット連発「園都 むきだしのCカップをあなたに」となって、そこにサンドイッチされる配置ですが・・・

小林の漫画の題名は「東京五輪にウンザリ」なわしの本音・・とあります。過激でありながら突っ込ませない、うまい帯ですね。

この調子でいくと、オリンピック批判の「大衆化」がさらに進みそうですね。

  われわれの、わかりやすく、あまり過激でない批判という面が(表向きですが)、批判の大衆化において先行され、

「オリンピック批判その他大勢」という中に埋没されそうで、ちょっと気になります。

  ただし、小林の批判の中で「選手」には罪はないといった論点や「健康」、「生哲学」「スポーツそのもの」「部活」などの批判には至っていないので、

そのあたりが、われわれの批判本の差別化になるのでしょうか。

 しかし、表紙の帯の「スポーツ」の扱いなどにおいて、「おは」の方の認識ではやっぱり、その他大勢の批判に埋没されそうで、

 あえて、もっと根本的な批判(かなり過激)に満ち溢れているというところを、アピールしなきゃいけないのかな?ということで、なんか

「あれまっ!」という感じがします。

 

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2018,11,14  「ショックドクトリンとリニモと高蔵高校野球部体罰事件」

 ショックドクトリンを読んでいると、ほんとの悪党ですね。ネオコンのやつら、きっとこの悪辣ぶりを知っていて、おれも(竹中や堺屋)悪党レベルは日本の面積並みに小さいが(玉も)、悪逆の限りを尽くして、大儲けしようと思ってんでしょう。儲けた金はどっかの国で洗浄したりして。規制消滅+社会資本横領ワルだからな。

 竹中なんて、かつて今池のあたりでうろうろしていた日雇いの手配師みたいなのを法人株式化したパソナ(人材派遣業)の相談役をやってるもんな。

 それに、堺屋のリードによる愛地球博のリニモ建設、その後ほとんど空気運んでいて、赤字垂れ流していること・・

 おは反オリンピックで書いたけど、あまりにくどかったので(リニモの高架線の下をくぐって、長久手イオンへ行くたびに、オー マイ ゴット!ゴーストリニモ!などと言ってましたとか、市内から長久手の奥に移転した高校や大学が生徒減に悩んでいるとか、イオンの店員にリニモ乗車券を割引するという作戦も自家用車派が多数で、ダメだったというようなこと)削除したけど、やっぱり残しておけばよかった。お祭り型公共投資のとんでも能天気の一例として・・

 山本さん指摘のリニアのことですが、ぼく、Nゲージでヨーロッパの新幹線TGVシリーズを集めていまして、今度、ユーロスター新塗装(ユーロトンネルを通るやつ)を買おうか迷っています。(無職ゆえ中古ですが)

 ところでユーロ圏ではリニアのリの字も出てきません。まったく、考えていないようです。

日本は新幹線でフランスのTGVにやられちゃって、ワールド戦略でも大失敗しています。

かろうじて、台湾新幹線が受注されましたが、どうもこの先がないようです。日本製の高速電車で大事故も起こしていますし。

それで、「さぁ~リニヤだ」ということでしょうか。馬鹿です!!。

  そんは金あったら、まず、新幹線料金を大幅値下げ。200Rのカーブでも300キロ越えのスピードを出せる車両の開発(こっちの方が現実的で費用も安く世界にも売れる)

しかも、ユーロ圏はTGVのように機関車で引っ張るタイプが過去のものになりつつあり、新幹線のように各車両にモーターをつけるタイプに変わりつつある。(車両編成が自由になりしかもパワーアップも容易らしい)

ついでに、かつてのように東名高速や名神高速を一律11000円にすればよいのです。

市民の移動というインフラに対して、これが一番よい方法だと思います。もちろんバブル土建関係などは終わりですが。ふん!!。

このままでは、市民も土建関係も共倒れですね。まあ、それもよいか。リニモに浮かれて底なし沼に。名駅周辺のアホ東京化がそろそろダメになりそうな予感。

国際センタービル周辺で駐車場30100円だもん。ジュンク堂裏の中華料理屋で700円ランチ(税込み)おなか一杯だもん。

新店舗の客足が見る見る減って(というか、うろうろ動いているだけでメーカーロゴ付紙袋を持っていない+北海道展などのイベント商戦がマンネリ化しているなど)

まるで開業1年にして長久手イケア化(ニトリに届かず、売り上げダウンで大変革を計画中)してるぜ。僕、「イケアの駐車場がウオッシュレットじゃない→日本のド田舎の道の駅でもウオッシュレット→スウェーデン人日本人下に見てるよ」と開店3日目でネットに投稿しました。まあ、暇人です(笑)。デンマーク人もレゴランド見てると同じだけど。

北欧「揺りかごから墓場まで」が破綻・壊滅してハゲタカ外資となって日本マネーを漁っている感じ。まあ、失敗しているが。

 

ところで、瑞穂ヶ丘中学となりの高蔵高校の野球部顧問体罰映像、出ちゃいましたね~。

5年ぐらい前までは、市邨より下の30%いや10%ヤンキー高校だったんだけども。

下校時に空き缶蹴っていた女子生徒を注意したとき、「なんだとぉ~」ガンつけてきたが、

「オレはとなりの中学の体育教師だ」と言ったら、「え~、やっぱぁ、こんなことやっていると学校の評判落ちるかなぁ~」などと、

かわいい反応をしていたな。

 ところが、3年ぐらい前から、雨が降ると朝から親がクルマで門まで送ってくる状況が目に付いてきて、

(車は、プリウスやベルファイヤー、たまにVWゴルフではなくポロ(中古かも)ぐらいのクルマ)←ブルデューっぽい、指摘。

夏の中学水泳授業のとき、校舎窓に鈴なりになった高蔵男子生徒が水着中学女子を「ヒュヒュー」などといって冷やかしていたし・・中学教頭より高蔵副校長に抗議した。

ちなみに、瑞穂ヶ丘中学女子生徒のほうが高蔵女子高生徒より美少女度+お嬢様度が、かなり上でしかも多数いると断言できる。

 ところが、昨年度は推薦基準や一般合格基準をあげてきよった!!

隣接校ということで、瑞穂ヶ丘中は、基準の-1までOKだったのに、「ダメだ」などとこきやがった。

(心根がよくてまじめな生徒を他の学校へ振り替えていきましたが)

 それに、かつてサッカー部の未成年顧問の飲酒事件もあったりしたようですが、

なんとなく、今回の野球部顧問の体罰事件と朝日に映像を送る保護者や撮影する生徒のことも、

「やっぱりなぁ」と感じました。女校長出てこんし(スカートを短くしてもよいようにキョロットタイプにしたやつ)。

 なんか、1週間に1回ぐらい、おはに書いたような諸問題が出てきますね。


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2011,11,19  「親子で読む 東京オリンピック ただしアンチ」が出版されました。

親子で読む!東京オリンピック!ただし、アンチがジャパマより謹呈で届きました。

一気読みしています。自由すぽーつ研究所の若かりし頃の写真が笑えました。もうほとんど、昭和の雰囲気満載です。

 

熊谷さんの論文も山田さんとの対話も素晴らしいですね。幅広い層の人々がこの本を手にしてほしいと思います。

 退職後にこのようなチャンスをくださった事に、感謝です。

  最後に掲載された参考文献を見て、いわゆる社会問題専門家?は引くかも知れませんね(笑)。「スポーツ・オリンピックでここまで「知」を遺憾なく発揮するか!」と。

スポーツ評論家は・・論外です。

  グローバル・新自由主義の権化、日産の「ゴーン」が、逮捕されました。

やっぱり、お金です。内部告発。そして、フランスルノーの株価下落。

実はゴーンは日産で儲けて、ルノー公団(国営)でその金を使いまくる。というコストカッターでした。

そのおかげで、日産がらみの人々(特に孫受けや期間労働者など)が地獄の苦しみを強いられたようです。

  東京検察は、どうしたのでしょう? ほんとにやる気があるのでしょうか。今後の展開が注目されますね。

 昨日、岐阜航空基地 航空ショーを見てきました。

Sさんと同じ行動パターンです。

 朝、415分に出発、犬山駅駐車場着530(1日900円のコインパークすでにほぼ満車)

名鉄犬山駅から三柿野駅下車、およそ7301530まで、最前列よりひとつ後ろで見学・滞在。

このため、折りたたみイスを2脚購入。アマゾン・税込3600円×2+手作りサンド前日調理(僕)

 去年は娘+彼氏とのはじめての顔合わせの場がこの各務原飛行場だったので、いろいろと因縁があります。

昨年度はいろいろ天災続きで、自衛隊も忙しかったようで、ブルーインパルスも、練習不足で内容がしけていました。

 今年の「平和?ゆえ」ブルーインパルス曲芸飛行が凝っていて面白いというギャグ・・。どっか、オリンピックと通底しています。

ところで、各務ヶ原の航空基地に隣接して川崎重工のデカ工場があります。そこの工場をこの日のみ通過して会場に向かいます。

そのコースに自衛隊員が大勢立っていて(迷彩服やヘルメット姿もいる)、すごいです。ごみひとつ落とせません。(娘の亭主は三菱機械子会社で、川崎重工よりは規模はでかいと自慢したそうです)

この工場ですがホームページによると「川崎重工業航空宇宙部門で生産する防衛用航空機、民間航空機、誘導弾、宇宙ロケットなどの設計技術、生産技術および情報技術を支えてきています」とあります。

そりゃ~。自衛隊戦闘機開発・試験飛行拠点の各務ヶ原空港自衛隊基地との親和性は高いわ。

自衛隊基地の入り口の持ち物検査もすごく丁寧!でスピーディです。実動戦闘機の前では、隊員が各戦闘機の前に2人観客側に立ってにらみをきかしています。目が据わっていました。

 マニアが、暇なジジイ(+ババア・・これ僕)が、若い家族連れが、中高校生が、溢れかえっていました。

ファントムを操縦したパイロットが見学者にサービス。ヘルメットなどを子どもに被らせて記念写真(なんか、ナチの宣伝フイルムにあったな)

しかし、妻を見ていると曲芸のビデオ撮り(妻担当)は手抜きでしたが、パイロットのビデオ撮りは、今までに見たことのないような500倍フルズームで舐めるような長回しでした。

目がうっとりしています。56歳で。

 確かに、見るからに利発そうでスタイル抜群(デブいません。マニアはデブ満載でしたが)。しゃべり方が山本君のようにソフトタッチで高感度アップです。

あ~軍はこうして、国民に向けPRをするのだね。

でも、いっちゃうんだよ。見ちゃうんだよ。お~すげぇーって、感嘆するんですね。最前線で弾に当たるのはいやだけど、戦闘機もパイロットもかっこいい。・・あ~オリンピックだぁ~

 過日、僕は「ジャパマの方々はスポーツに対する認識がちょっとねぇ」などと、愚痴っていましたが。

「おっ・・おみゃ~、ばあたれー」って罵られても文句言いません。ハイ・・


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2018 11,24      「福島産を食べないのは本当に差別ですか?〜自然放射能と人工放射能〜」に参加しました。


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中京大学国際教養学部学術講演会(公開)

内田良さん(名古屋大学准教授)×大内裕和(中京大学教授)

「部活動の現在と教職員の働き方」

              

 本日の内田さんと大内さんとの対談がおもしろかったですね。

内田さんはなかなかイケメンで、それで若い女子学生が多かったのでしょうか。また茶髪の意味はそういうことだったのかと納得しました。決めつけですが(笑)

大内さんも実にエネルギッシュです。声が大きくなって内田さんが、途中で立ち上がり、マイクのボリュームを絞ったところとか、大いに笑えたな。

ネオコンを取り上げた大内さん、さて、学生には理解できるか?

 どうやら、ネオコンの弊害が全世界で可視化してきて、そのひとつとして、ブラック○○(いろいろ)現象も位置づけられているようですね。

 ところで今まで、加齢臭一杯の講演会が多かったので、久しぶりに若い子に囲まれて楽しかったです。

 「統治性」の日本語への序文にもありましたが、1次研究でブラックな側面を丹念に洗い出して、これを基に2次研究へと移動していくやり方、

それが、センセーショナルでありまた、ユーモアをもって行う。その結果をネットで敏速に広げそれがマスコミにも伝わる。状況を変えていくきっかけ、第一歩となる。という主張。わかりやすいですね。

 僕たちは生の哲学としての健康とかスポーツなどのその国家統治を見極めるため、「権力の独自な形態と星座=連座配置とのあいだのでの生産的な緊張感を感じ取る」p10

作業に入っているのですが、このエッセンスが「親子で読む!東京オリンピック ただし、アンチ」でも読者に感じていただければよいですね。


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2018 12、12 小出裕章さんの「原発・放射能の実態と実像」

小出裕章さんの「原発・放射能の実態と実像」を聴講してきました。

 その講義の中で、汚染地図がパワーポイントで表示されましたが、それには、ついに愛知県も放射能管理地区に指定されるほど、汚染が拡大しているようです。

まあ、50歳台後半は良いとしても、孫たちの世代は、大変ですね。

 さて、フクシマ関連小説のテーマになるくらい妻敏感・亭主能天気などの設定で家族崩壊していく内容もブームが去ってしまって、フクシマ壊滅的事故「ないものにしよう」センス(センサー)がどんどん日本で蔓延しています。小出さんによれば、権力サイドも忘れてほしいとのことから、東京オリンピックを利用しようとしていると発言。自分は東京オリンピックは大反対だと明言されました。

 そもそも、「2011以降原発の非常事態宣言が解除されていないのにその国でオリンピックどころではない」とのこと。

まずは、原発事故収束、棄民されたフクシマの人々の処遇などなど、優先してやるべきことがある。それは、今後100200年と続くことだ。

 実は今回の公開講義では、県大の学生が小出さんの講義のあと「問題提起をする」という進行でした。

その学生の一人が(看護コース)が、「自分は東京オリンピックのボランティアに参加するが、そのときにフクシマに関するアッピールをしたい」という発言がなされました。

それに対して小出さんは、「そもそも東京オリンピック大反対」というものでした。

  つまり、県大の学生は東京オリンピックボランティアに参加するということがフクシマ棄民に同調するという状況を理解していなかったということです。

それで、小出さんは「にやっ」と笑って、「大反対発言」したのです。

 また、原発関連は権力者が「教育」と「マスコミ」を思うがままに利用し操作して、今後も原発推進を進めていくので、注視する必要があるだろうと言われました。

沖縄基地問題もフクシマも「棄民」された人々という点で、同じものであるともいわれました。

 視聴者から出された質問の多くは、今後どう原発問題と関わっていくかというものでしたが、

まずは、①曇りない目で、事実を知る。②自分の頭で考え、③他の誰でもない存在として行動する。とのこと。

 先日、川根眞也さんの「福島産を食べないのは本当に差別ですか?」の講演と相通ずるものでした。

彼も「このように汚染された食物が、市場に出回ってはいけないのだ」と断定。被爆当事者(川根)と元原発科学者(小出)、事実を深く知る人ほど、

考えは明快です。

 さて、親子で読む!東京オリンピックただし、アンチ! 自由(断じてネオコンではないぞ)すぽーつ研究所編、

今後、東京オリンピックが論じられるとき、先の県大の学生のように「東京オリンピックボランティア参加。でもそこでフクシマ放射能汚染問題アッピールと行動」という

「完全なる誤認」を指摘していく必要がありますね。

しかし、県大の学生は中京大の学生より暗かった・・というか、ものすごくまじめでよく勉強しているという印象でした。

 とか言いながら、先日、大変高額な中古キャノンレンズを購入し本日の1600からの犬の散歩で、風景写真の撮影練習をしている、わたくしでした。

 

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